2016-06-02
檜(ヒノキ)
ヒノキ科ヒノキ属の常緑針葉樹です。
ヒノキは、本州中部から九州、屋久島に生育します。
建築材、内装材として主に用いられ、そのほかには彫刻、櫛、木槌などの小物にも利用されます。建築材としては、寺や神社をはじめとする高級建築材として用いられます。耐久性や香りがとてもよく、優良材とされます。
耐湿・耐水性が良いのが特徴で、保存性が高いです。また、表面を上手に仕上げると、美しい光沢や特有の香りが出てくることも特徴とされます。
菌や虫などに対する耐性がとても強く、伐採後から強度が増してゆき、100年はもつ木材としても知られています。また樹齢の古いものは、200年程は強度が上がると言われているほどです。
「ヒノキ」という名の由来は「火の木」の意味で、古代に火おこしに使われていたという説と、尊く最高のものを表す「日」をとって「日の木」という説があるそうです。
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